10月2日(土)いちょうカレッジ専科「共生社会のまちづくりコース」
9月末で緊急事態宣言が解除されたとはいえ、この状況下で参加くださった皆さんに感謝です。
雲ひとつない青天で天候の心配もなく、無事初日が迎えられてホッとしました。
第1回のテーマは、外部環境より内部環境に目を向ける、自分のまちのいいとこ探しでした。
前半は主任講師:Shere de たかつき 代表の今井司さんによる講義で、この講座のキモである共生社会の共通認識、障がいの理解などを学びました。
今夏開催されたパラリンピックでは障がいのある方に注目が集まり、障がいがどうとか関係なく、プレーに感動した方が多かったと思います(>私は車いすバスケを全力応援しました)が、ひと口に障がいや福祉といっても一般的に知られている認識と法律や制度との間に大きな隔たりがあります。
そこで、共生社会のまちづくりを考えていただくために、障がいのある人を取り巻く法律・制度についても少し詳し目に、障がいのある人たちが、地元の学校、業者、地域とともに取組みの事例についてお話しいただきました。
難しい部分もありましたが、講師の柔和な話しぶりに飽きさせることなく、しきりにメモを取りながら聴いておられました。
後半のワークショップでは、2人ペアで自分自身と自分のまち、まちづくりに関して、互いに聞き合い、他己紹介の形で全員に発表していただきました。
最初は「人に話すことなんてない」と言っていた方も、いろいろ活動をされていたり、思うところがあったりと、相手のいい部分を引き出して、しっかりお話しされていたことが印象的でした。
途中、私が持参したPCの不具合でトラブったのもご愛敬。
互いと互いのまちを知るという目標は達成できたのではないかと思います。
第2回のテーマは、「繁盛の常識を見直す」です。
講師も参加者とともに学び合う講座っていいですねー
来週も楽しみです。